長谷川内科ブログ

2011.10.16更新

最近読んだ論文に、スタチン(高コレステロール治療薬、ここではリピトール)の抗酸化効果が、コレステロールを下げることと関係なく、人の血管で抗酸化作用によって、起っていることを示したというものがありました。。
それは、eNOSという物質が、血管にとって最も大切な基本的物質で、回数券とも言うべきNOを作る際に、バイオプテリンという物質が足りないため、NOはスーパーオキシドという活性酸素と結び付いてしまうのです。このことは
eNOSのアンカップリングといわれ、血管の様々なトラブルの原因となっています。スタチンはバイオプレリンを作りますから、アンカップリングの状態からカップリングの状態になり血管の正常な働きがもどります。
以前から、スタチンは多面的効果と言って、高コレステロールを改善させるだけでなく、たとえば循環器領域で、心筋梗塞の急性期に使ったりしていましたが、こうした意味があったのです。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

2011.09.11更新

この1ケ月で見た論文で印象深かったのは、Circulationの最新号でした。
それはスタチンの有効性が、組織において、活性酸素を減少させることによっている
ことを示したものである。スタチンにはプレオトロピック作用(多面的作用)と言って、
コレステロールを減らすだけでなく、様々な作用のあることは知られていた。その作用
の大本にこのようなことがあることを証明したことは実に大きなことである。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

2011.07.10更新

血管内皮障害の見出された患者さんには、まずEPAをもちいます。これは必須不飽和脂肪酸であり、FMDを1~3位、80%程度上昇させます。しかし半年間使っても全く変わらない人や、半年後の計測ではよかったが、1年後の測定で元に戻ってしまったような人には、葉酸(フォリアミン)を少量用います。NOを作るはずのeNOSが、スーパーオキシナイトライトを作ってしまうことがわかってきたのです。この状態のことをuncoupleされたeNOSの状態といい、組織内でNOを作る反応のキーになる補酵素BH4(テトラヒドロビオプテリン)が、酸化を受けて減ってしまう状態で、こうしたことが起るということが分かってきました。そのような酸化を抑え、eNOSのuncouplingの状態を是正することでNOを作るという本来の働きが戻ってきたのです。今の処葉酸を使った人は、全て有効ですがどのくらいまで有効か、またその程度はとなると、まだ日数はかかります。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

2011.05.16更新

血管内皮障害は、動脈硬化の原因として、常に認識しておくべき要素です。2年前から、ユネクスの装置を導入して、検査を始めました。糖尿病、狭心症、脳梗塞、などでは、FMDの正常値(血管拡張率)6%のところ、2~3%となることが多く、ひどい人では、0.1%であったりする。この検査の面白いのは、血管内皮障害を色々な薬を使って、その効果がすぐ分かることです。ARB,ACE,Ca-拮抗剤や、スタチン、インスリン抵抗性改善剤も、改善するでしょうが、皆さんそれを飲んでいます。現在のところ、EPA製剤に80%の効果が認められ、その効果の出ない人に、葉酸を使うと、ほぼ効果がでます。つぎは、どうして葉酸なのかを書きます。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

2011.04.02更新

H.23.4.1 
こんにちは、今後ともよろしくお願いします。
気ずいたこと、お知らせしたいこと、など、なんでも書いてゆきたいと、おもいます。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

2009.01.14更新

これからブログを始めていきます。みなさまにお役にたつような情報を掲載していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いします。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

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