長谷川内科ブログ

2011.10.16更新

最近読んだ論文に、スタチン(高コレステロール治療薬、ここではリピトール)の抗酸化効果が、コレステロールを下げることと関係なく、人の血管で抗酸化作用によって、起っていることを示したというものがありました。。
それは、eNOSという物質が、血管にとって最も大切な基本的物質で、回数券とも言うべきNOを作る際に、バイオプテリンという物質が足りないため、NOはスーパーオキシドという活性酸素と結び付いてしまうのです。このことは
eNOSのアンカップリングといわれ、血管の様々なトラブルの原因となっています。スタチンはバイオプレリンを作りますから、アンカップリングの状態からカップリングの状態になり血管の正常な働きがもどります。
以前から、スタチンは多面的効果と言って、高コレステロールを改善させるだけでなく、たとえば循環器領域で、心筋梗塞の急性期に使ったりしていましたが、こうした意味があったのです。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

  • tel:052-961-5923 メールでのお問い合わせはこちら
  • tel:052-961-5923 メールでのお問い合わせはこちら
SL医療グループ 長谷川内科ブログ
アクセス 求人案内