長谷川内科ブログ

2011.07.10更新

血管内皮障害の見出された患者さんには、まずEPAをもちいます。これは必須不飽和脂肪酸であり、FMDを1~3位、80%程度上昇させます。しかし半年間使っても全く変わらない人や、半年後の計測ではよかったが、1年後の測定で元に戻ってしまったような人には、葉酸(フォリアミン)を少量用います。NOを作るはずのeNOSが、スーパーオキシナイトライトを作ってしまうことがわかってきたのです。この状態のことをuncoupleされたeNOSの状態といい、組織内でNOを作る反応のキーになる補酵素BH4(テトラヒドロビオプテリン)が、酸化を受けて減ってしまう状態で、こうしたことが起るということが分かってきました。そのような酸化を抑え、eNOSのuncouplingの状態を是正することでNOを作るという本来の働きが戻ってきたのです。今の処葉酸を使った人は、全て有効ですがどのくらいまで有効か、またその程度はとなると、まだ日数はかかります。

投稿者: 医療法人 長谷川内科

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